小回りコース…
広いコース…
何気なく競馬予想の文章でも出てくるワードですが、僕はこんな疑問を抱きました。
「いったいどの競馬場が小回りコースなんだ!?」
「何を持って小回りなんだ!?ローカルは全部小回り!?」
そんな曖昧な部分を、今回は数値で表して、スッキリさせる画期的な表を作りました!!
多くの人は”感覚的に”小回りコースを何となく覚えているかもしれません。
が、しかし!!
その中には誤った認識もあるかもしれません!
正しく理解することで、他の競馬ファンより一歩前を行き、的中に近づけるかも!!?
史上初!?コーナーR表!
まず結論からいきましょう!
こちらの表をご覧ください。
※独自で計算したものなので、計測する人や実際とは少し異なる可能性もあります。
上から順にコーナーが緩い、つまり大回りのコースになります。
黄色い部分のR値が、コーナーの大きさを表す値になります。なのでコーナーR表と命名します笑
下に行くほど小回りコースとなります。
競馬場だけでなく、調教で主要に使われるウッドチップコースも計算してみました。
どう二分するかにもよりますが、
阪神外~中京は広いコース
函館~新潟ダは小回りコース
このような認識で良いかなと思います。
注意したいのが、
札幌はローカルだけど大回りコース
反対に、日本一直線が長い新潟コースは、芝コースの中では最も小回り
ということです。また、中山と函館が全く同じコーナーのきつさだというのも意外な発見でした。
また、阪神の内回りが意外と小回りじゃないという点も。
外回り⇔内回り、という比較で、内回り=小回り、というイメージがありましたが、実際は外回りが全コースの中で最もコーナーが緩いように、阪神競馬場自体が、かなり3~4コーナーが大きいと言えます。

写真を見てもわかるように、左側の1~2コーナーは小さいぶん、右側の3~4コーナーはかなり緩やか。これは上空から見たからこそ、理解できた発見です。
コーナーR表を使ってさらに予想を極める!
実際にこの表を作ろうと思ったきっかけのひとつに、先日小倉で行われたプロキオンSがありました。
1番人気を背負いながら、6着に敗れたサンライズホープ
当サロン内でも、「サンライズホープは、大とびで小回りコースが合わないのでは?」という声がサロンメンバーからあがっていました。
実際にレースでも、コーナリングで不器用な面を見せて、うまく加速できずに6着に敗退。
この結果から、「コーナーの大小によって好走パターンが決まる馬もいるのでは!?」という仮説が浮かびました。
実際に、サンライズホープは、これで小倉では1人6着、3人7着と、2度に渡り人気を裏切っています。反対に1着時は、ほとんど阪神や京都のコーナーの広いコース。
今までの競馬予想では、
「ウオッカは左回りで買い」
「マツリダゴッホは中山得意!」
「この馬は平坦コースなら走る!」
「追い込み馬だから直線が長いコースが良い!」
というコース形態にまつわるフレーズはありましたが、今後は
「コーナーのR値が156以上の大回りコースなら、3戦3連対!」
という予想の仕方があってもいいと思います。
さらに、僕なりにこのコーナーR表を用いた研究もしたのですが、そこまで公開してしまうと商売あがったりなので、ここでは企業秘密です!笑
サロン有料会員限定で公開!
ですが、コーナーの大きさを知ることで、予想の幅も広がるはずなので、ぜひ活用してみてください!
コーナー大きさの計算方法
今回用いた計算方法を一応載せておきます。
高校時代の競馬仲間だった同級生が、今や数学の教師をしているので、その友人にも計算方法を聞いて求めたので、たぶん合ってます!笑 持つべきものは友ですね。笑
コーナーの大きさは、以下の式を使って計算しました。


引用元:弧のカーブ曲線のR測定方法 | 透明テーブルマット工房
実際に、コースの幅Wと、高さHを測量するのはどうしたのか…
JRAのHPにもそこまでの情報は載ってない…( ノД`)
ここは頭を悩ませましたが、、突破口はこちら…!!!

グーグルアースで競馬場の航空写真を見て、そこで実際に測量しました!笑
めちゃくちゃめんどくさいことをやってます。。笑
「競馬の予想理論ひとつ作るのに何やってんだ…」
と自問自答しましたが、気づいたら測量が終わってました。笑
これからは競馬界の伊能忠敬と呼んでください。

このグーグルアース、けっこう面白いです。
例えば福島競馬場

右上の3コーナーのカーブが、微妙に左側と違うのがお分かりいただけますでしょうか。これがいわゆるスパイラルカーブというものです。コーナーが緩いので、スピードを落とさずにコーナーに入ることができます。
それゆえ、後方の馬も徐々に加速をつけられるので、小回りと言えども、単純な前残りだけにならない工夫がされているのです。
こういった説明は、ただ文字で言われるよりも、実際に自分の目で実物を見た方が納得できるものです。
まぁ本物の本物を航空から見るわけにはいかないのですが。笑
そんな時は、便利になった近代技術のグーグルアースさんを最大限に利用しましょう!
というかグーグルアースがなかったら、このコーナーR一覧表すらできてなかったですね…笑
「試す人になろう」
競馬予想は、とにかく人と違うことをしていかないと馬券では勝てません。それは、馬券のシステム自体が、「金の奪い合い」だからです。笑
今回のコーナーR値理論も、合っているかもしれないし、間違っている可能性もあります。ただ、実際に「試してみる」ということが、予想理論の確立には必要になってくるかな、と思っています。
以前も、調教コースで、内と外を通る馬は、実際にタイム差にしたら何秒の差が出るのか!?というのを計算してみたことがあります。
【リレーコラム】関西競馬エイト~調教タイム考
http://race.sanspo.com/smp/keiba/news/20171101/etc17110115330003-s.html
人生は 見たり・聞いたり・試したり の3つの知恵でまとまっているが、多くの人は見たり・聞いたりばかりで、一番重要な「試したり」をほとんどしない。
本田宗一郎
ホンダ創業者の本田宗一郎さんは、こんな言葉を残しています。
競馬予想に関しても、本を読んだりテレビを見たりして競馬を学ぶことはできますが、自分で試して理論を作り上げる人は多くありません。
だからこそ、そこにチャンスがあると思ってます!!
なので、試して作ってみただけなので、間違っているかもしれません!!笑
その時はごめんなさい!
だけど、この試すことが必ず未来につながって、最終的には結果につながると信じてます。
なので、競馬で気になることがあったら、まず試してみてください!
「そんな暇ないよ!」
「データの調べ方もわからん!」
そんな方は、ぜひご寄稿ください。代わりに調べてみます。笑
これからも懲りずに面倒くさいことでも調べて、新たな予想理論作っていきます!!

元競馬記者の鈴木ショータが作成するオリジナル競馬新聞!勝負馬の紹介だけでなく、好調教馬がすぐにわかる「調教ジャッジ」や指数も掲載!独自の予想理論「33ラップ」やペース指数、レースレベルの掲載など他の新聞にはないコンテンツ盛りだくさんの馬柱!