人間版サマースプリント王決定戦(予想大会) を開催するにあたり、せっかくなら、サロンメンバーのみなさんにも、各コースを集中して予想していただいた方が良いと思い、各コースの攻略法を書いていきます!
この機会に、短距離戦を極めましょう!
題して、スプリント夏期講習!!
各コースのラップ傾向をもとに、鈴木ショータが考える攻略法を紹介していきます!
「どうやって予想していいかわからない・・・」
という方は、これを機にマスターしてみてください!
小倉芝1200m
33ラップ平均表を見ても、トップレベルの持久戦。
過去の1200~1400mでも、33ラップを見て、「-2秒近い持久戦で好走できているか」、をチェックしています。
例えば、2022年2月19日 14番人気3着だった◎エピローグ
近走の33ラップは、全てー1秒以上の瞬発戦ばかりで、切れ負けしていました。
◎理由にも書いたように、33ラップがー2秒以下の持久戦なら、小差の④⑥着があり、まだ見限れない馬でした。
結果的には、33ラップが-2秒になって、ギリギリ3着に激走!
(帯チャレでも3着固定をし、7500倍的中した伝説のレース)
同じように、単勝40倍で1着となったメイショウカリンも、33ラップ的な視点からしとめました。
とにかく、この「持久戦替わりのパターン」を覚えることが、とっても大切なコースです!
33ラップの威力が発揮されます!
鈴木ショータの過去5年の小倉芝1200mの◎成績を見たら、
単勝回収率113% | 複勝回収率109% |
になっていたので、おそらくこの持久戦巧者狙いの予想法は合っていると思われます。
「そうは言っても、どの馬が持久タイプかなんてわからん」
となると思います。
過去4走までしかPDF新聞には掲載がないのが申し訳ないですが、5走前以前を調べる場合も、1200m戦の場合は、前半3F-後半3Fを計算すれば、33ラップが算出できます。
33ラップ詳細→https://shotasuzuki.net/archives/19382
ショートカットするなら、とりあえずPDF新聞の「持」久マークがついている馬から分析してみてください。
小倉芝1200mで、持久タイプの馬は
単勝回収率135% | 複勝回収率119% |
小倉芝1200mは、実は「斤量」がとても大切なファクターです。
なぜなら、他のコースより「全力疾走」するからです。
小倉は、スタートしてすぐに下り坂になっているため、先行争いでダッシュをしたら、そのまま勢いが止まらず、サラブレッドの限界のスピードまで出てしまいます。
※小倉の向こう正面は下り坂
スタートしてからの2F目が、10秒台になるのは当たり前で、過去には1F9.9秒なんて出たりもしました。
おおよそ時速72㌔のスピードが出るコースなんです!
例えば、人間でも、お米5㌔を背負った場合、歩くのと走るのとでは、5㌔の重さが異なると思います。
また、その5㌔の重さも、子供と大人の体格差によって異なります。
これを競馬にあてはめると、「斤量÷体重」という計算をします。
実はこれがめちゃくちゃ有効的で、この比で回収率が綺麗に分かれます。
比が11%以下の馬は、
単勝回収率127% | 複勝回収率108% |
斤量÷体重
という面倒な計算ですが、下り坂スタートで、サラブレッドの限界のスピードが出るコースは、総じてこの斤量÷体重比が響いてきます。(千直の時にも触れます)
面倒で人が使わないファクターほど儲かる
これが僕の馬券格言でもある、「人の行く裏に道あり”穴”の山」です!(笑)
まだサンプルは少ないですが、小倉1200mではミッキーアイル産駒に注目しています。
現状でも
単勝回収率221% | 複勝回収率112% |
スタートダッシュに秀でた馬が多く、下り坂スタートのコースでのミッキーアイル産駒は、とにかく楽についていけるのですごいです。
「スピードの絶対値」
この才能が、他の馬たちよりも優れているのだと思います!
メイエイエールをイメージしてください(笑)
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