2021年デビュー新種牡馬
コパノリッキー
ドレフォン
ザファクター
シルバーステート
イスラボニータ
ビッグアーサー
アメリカンペイトリオット
ラニ
キタサンブラック
サトノアラジン
ロゴタイプ
ディーマジェスティ
ワンアンドオンリー
2022年デビュー新種牡馬
サトノクラウン
リアルスティール
ベストウォーリア
マインドユアビスケッツ
デクラレーションオブウォー
サトノダイヤモンド
レッドファルクス
ミッキーロケット
タリスマニック
ビーチパトロール
シャンハイボビー
ファインニードル
グレーターロンドン
ヤマカツエース
ゴールドアクター
ネロ
2023年デビュー新種牡馬
レイデオロ
モーニン
ブリックスアンドモルタル
ニューイヤーズデイ
カリフォルニアクローム
サンダースノー
シュヴァルグラン
スワーヴリチャード
アニマルキングダム
アルアイン
ホークビル
ロジャーバローズ
アドミラブル
ミッキーグローリー
ヘンリーバローズ
2024年デビュー新種牡馬
ルヴァンスレーヴ
サートゥルナーリア
ゴールドドリーム
モズアスコット
ナダル
タワーオブロンドン
フォーウィールドライブ
ノーブルミッション
ミスターメロディ
フィエールマン
ウインブライト
アドマイヤマーズ
2025
コントレイル
クリソベリル
ダノンスマッシュ
ダノンプレミアム
ミスチヴィアスアレックス
マテラスカイ
ベンバトル
インディチャンプ
フィレンツェファイア
ヴァンゴッホ
キセキ
ダノンキングリー
ポエティックフレア
2026
グローリーヴェイズ
チュウワウィザード
エフフォーリア
ウィルテイクチャージ
サリオス
ホットロッドチャーリー
オメガパフューム
カラヴァッジオ
マカヒキ
ステルヴィオ
ジャンダルム
※種付料は2023年 種付当時の価格
エフフォーリア 父エピファネイア 種付料300万円 198頭
デビュー前から調教でも古馬OP馬、トーラスジェミニをあおっており、調教から目立っており、新馬戦も1.4倍で1着
2~3歳時は7戦7連対で、皐月賞、天皇賞秋、有馬記念を制覇
天皇賞秋では、コントレイル、グランアレグリアといった強敵を破ってのVで、3歳時の強さは本物だった
ただ古馬になってからは、⑨⑥⑤中止と結果が出ず
当時敗因として挙げられていたのは、高速馬場対応や、関西輸送
疲れがたまりやすく、連続でもなかなか使えなかった馬で、3歳時に唯一負けたダービー2着も、中5週。それ以外は、この年は中7週以上で使ったレースは全勝
エピファネイア産駒自体が、ダノンデサイル、デアリングタクト、ステレンボッシュなど、3歳時には強いが、古馬になってからはそれ以上のパフォーマンスはない、という現状もあるため、エフフォーリア産駒も2~3歳時の走りを信用しすぎない方がいいかもしれない
産駒の注目ポイント
・2~3歳戦◎
・長距離輸送、高速馬場が苦手になっていくかも
・レース間隔をあけて◎(体質面に注意)
チュウワウィザード 父キングカメハメハ 種付料120万円 193頭
26戦して馬券外は3度だけという安定感
それも7歳まで長く活躍
GⅠ勝ちは
浦和2000mJBCクラシック
川崎2100m川崎記念(2勝)
中京1800mチャンピオンズC
全て左回りで、当時は「左回りはチュウワウィザード、右回りはオメガパフューム」と記録していた
当時はトラックマンとして調教も見ていたが、低く推進力のあるフォームで、「スピード馬場でも良さそう」とメモ。
実際に道悪でも【7-1-2-1】で、砂が軽めのJRA競馬場でも【5-3-2-1】で、着外もチャンピオンズCの4着のみ
負けているレースも2~3着ばかりで、展開や不利な馬場を通ったりと、何かと運もなかった馬。GⅠ勝ちは4勝のみだが、それ以上に魅力を秘める新種牡馬と見る
産駒の注目ポイント
・7歳まで息長く活躍
・左回り得意
・高速馬場やスピードの出るJRAコースで強い
サリオス 父ハーツクライ 種付料150万円 176頭
コントレイル世代で、皐月賞2着、ダービー2着
GⅠ勝ちは結局朝日杯FSのみ
姉サラキアも顕著だったが、このきょうだいの好走パターンは決まっていて
・距離延長
・外枠
スムーズに加速することが好走条件になっていた
それを踏まえて、2022年安田記念で◎サリオスにした際の原稿が↓
「兄姉たちも、複勝回収率は、距離延長147%⇔距離短縮47%。6~8枠でも複勝回収率114%で、姉サラキアのエリザベス女王杯2着、有馬記念2着は、ともに距離延長&7枠だった。昨年は3番人気でしたが、距離短縮であることと、初58㌔を嫌って軽視。今年は1200→1600mの距離延長での出走&58㌔も2回目。昨年以上に好走の条件はそろった!」
高速決着には強く、サウジアラビアロイヤルCと毎日王冠をレコード勝ち。朝日杯FSも、1.33.0だったが、その前の週の阪神JFが、1.32.7なだけで、それ以前はウオッカの1.33.1だったので、順番の違いなだけで、実質この馬もレコードレベルでのV
ただ、そもそもの能力に疑問
朝日杯FSを勝った時のメンバーも
サリオス
タイセイビジョン
グランレイ
タガノビューティー
プリンスリターン
藤沢和雄元調教師の著書「競走馬私論」でも、「3冠馬が出る年というのは、その馬が強いだけではなく、世代レベルが低いのもある」と記されているように、コントレイルという3冠馬は強かったが、それ以外のレベルが微妙だった可能性が高い
コントレイル産駒デビュー時にも記したが
この世代一番を決めるレースの日本ダービーも
コントレイル
サリオス
ヴェルトライゼンデ
サトノインプレッサ
ディープボンド
少し遡って2011年クラシック世代の種牡馬入りした面々を見ても
オルフェーヴルとロードカナロアは誕生したが、それ以外は
ウインバリアシオン
トーセンラー
ダノンバラード
グランプリボス
リアルインパクト
カレンブラックヒル
ベルシャザール
さらに遡って2005年クラシック世代は
ディープインパクト
アドマイヤジャパン
インティライミ
コンゴウリキシオー
ローゼンクロイツ
ペールギュント
ストーミーカフェ
ディープインパクト以外は全くダメ
産駒の注目ポイント
・距離延長◎
・外枠◎
・レコード決着得意◎
・そもそも能力に疑問が残るコントレイル世代
ウィルテイクチャージ 父Unbridled’s Song 種付料120万円 174頭
父はアンブライドルズソング

母Take Charge LadyもGⅠ3勝馬で、ブリーダーズCディスタフなどにも出走
きょうだいには フロリダダービー(ダ1800m)勝ち馬やビホルダーマイルS(ダ1800m)勝ち馬などのGⅠ馬も並ぶ
2013年のエクリプス賞3歳牡馬チャンピオンに
すでに産駒もゼアゴーズハーバードが、ハリウッドゴールドC(ダ2000m)でGⅠ勝ち
現役時代は、アメリカ3冠レースは、⑧⑦⑩着も、秋にはトラヴァースS(ダ2000m)1着、ブリーダーズカップクラシック(ダート2000m)で2着の活躍!
トラヴァーズS 1着
反応は速くないが、バテない走り。頭の高い持久走法で、THEダート馬、といった走り
この時には日本でもなじみのあるパリスマリスや、ケンタッキーダービー馬オーブなども破っての勝利
ブリーダーズカップクラシック 2着
出たなりで中団の外。少し促していくほどで、ここでもズブさは目立っています
追える騎手や、ブリンカーが合いそうです
一番外々を回るロスがありながらも、最後まで伸び続け、持久力の高さは目立ちました
日本でも上がりを要す持久戦や、2400mなどの長い距離まで走れそう
このブリーダーズカップの後も、同11月にクラークHに出走して1着
3歳だけで11戦。それも2歳8月にデビューしてから、全て2か月以内に出走していた中で、疲れを見せるどころから、成績が上向いて行った超叩き良化型!
日本では5頭が輸入され
フランスゴデイナ
ヘルシャフト
シアトルテソーロ
ペルルドール
うち4頭がJRA2勝以上という驚異的な勝ち上がり
全10勝を挙げているが、その10勝が全て1~2番手の先行策
やはり 瞬発力 < 持久力 のタイプで、ためても良さが出ない傾向にはなりそう
後方待機策で馬券に絡んでいるのもハイペースの時
産駒の注目ポイント
・ダート2000mに強い血統背景
・3歳秋に本格化
・スタートは速くなく、道中もズブイ=追える騎手や、ブリンカー向き
・距離は長いほど◎
・動きやすい外枠や少頭数、上がりの遅いコース向き
・すでに日本でも実績あり。1~2番手先行が勝利パターン
オメガパフューム 父スウェプトオーヴァーボード 種付料50万円 155頭
東京大賞典4連覇、帝王賞勝ちと、とにかく大井2000mに強かった馬
右回り【11-5-3-1】
左回り【0-2-1-3】
のように、左回りは真っすぐ走れない癖もあった
7歳秋まで走り、息の長い活躍
道悪も得意としており【5-4-1-1】
さらにその父スウェプトオーヴァーボードの産駒は多彩で
芝1200mGⅠ勝ちのレッドファルクス
3600mのステイヤーズS勝ちのリッジマン
アイビスサマーダッシュ勝ちのパドトロワ
そしてダート王者オメガパフュームまでいるラインナップ
オメガパフューム自身は、ダートしか走っていないが、それ以外のコースでも好走する産駒が出てきても、実力を評価したい
産駒の注目ポイント
・右回り◎
・7歳まで長く活躍
・道悪◎
・父父スウェプトオーヴァーボードで多様性警戒
ホットロッドチャーリー 父Oxbow 種付料200万円 133頭
兄ミトレは、GⅠ4勝(ダ1200~1600m)
自身のGⅠ勝ちは、3歳秋のペンシルベニアダービー(ダ1800m)
ドバイワールドカップでは2着(3着チュウワウィザード)
ペンシルベニアダービー(ダ1800m) 1着
逃げてそのまま1着。コーナーリングでは口向きの悪さを見せたりする難しさは見せたが、最後はまた手前を替えて粘り強さを披露
ドバイワールドカップ2着
道中は馬群で追い通し。ただ最後は直線で前が広々すると最後まで伸び続けて2着に浮上
砂被りは苦手かも。勝っている5レースは、全て逃げ切りか少頭数で砂を被らず運べている時
それ以外にも、ケンタッキーダービー2着(3位入線)、ベルモントS2着、ブリーダーズカップクラシックは④⑥着と、一線級相手には一枚落ちていたのも事実
ルーカスクラシックS 1着
直線で一旦交わされたところから差し返す勝負根性
産駒の注目ポイント
・ダート1800~2400m
・コーナリング注意
・砂被りは苦手(全5勝が逃げ切りか外2番手の形)
・一線級相手には一枚落ちる×
・並んでからの勝負根性◎
マカヒキ 父ディープインパクト 種付料50万円 104頭
2016年ダービー馬
弥生賞では
マカヒキ
リオンディーズ
エアスピネル
と世代を代表する馬たちを差し切り勝ち
毎回上がり32~33秒台の軽やかな末脚が、THEディープインパクト産駒!と思わせたが、ダービーを境に、別馬のようになってしまった
スピード能力が欠けるようになり、何とか好走できたレースは全て時計が遅いパワー勝負のレース
具体的には、2000m戦なら、決着タイムが2分以上かかったレースでは、大阪杯4着、札幌記念2着、天皇賞秋5着と、少しは頑張れていた
ディープインパクト産駒にはありがちな傾向で、シャフリヤール、ワグネリアン、アルアインなども同じような特徴を持つようになり、現キズナ、コントレイルの産駒も、同様にジリ脚タイプ
8歳で制した京都大賞典も、時計が遅かった上に、レース上がりは36.4秒もかかり、マカヒキ自体も上がり3F35.9秒とかなり遅く、上がり33.3秒でダービーを制したとは思えない変貌ぶり
このように、3歳時とそれ以降は、大きく個性が替わる、またはコントレイル産駒同様に、最初からジリ脚タイプが多く、長距離やダートが主戦場になってくるかもしれない
産駒の注目ポイント
・3歳時はキレッキレのTHEディープインパクト系
・古馬になるとスピード(時計)に限界が出てくる
・長距離&ダート路線になるかも
ステルヴィオ 父ロードカナロア 種付料80万円 77頭
3歳にしてマイルCS1着
デビュー時から騎乗していたルメール騎手は「1800~2000mがベスト」とコメント
2400mのダービーは8着
かといって1200mの高松宮記念も9着
1400mでは2着も2回あるが、いずれも前半600mは35秒台と緩く、ポジションを取れての好走
前半34秒台の1400m戦では、全てポジションも10番手以下に下がり、⑤⑫⑩⑤着
このことからも、距離は1600m以上がベストだったという仮説で見たい
ダートは根岸Sで3番人気10着と全くの適性外
産駒の注目ポイント
・1600m以上
・ダート適性なし
ジャンダルム 父Kitten’s Joy 種付料100万円 70頭
2022年スプリンターズS1着
ただそのスプリンターズSも、かなり内枠有利の馬場で、1枠を引けたのが大きな勝因で、根本的な能力は半信半疑
もともとは1600mでデビューし、2000mのホープフルSでも2着
ただ、母ビリーヴは1200mGⅠ馬だったこともあり、徐々に短距離にシフト
兄ファリダットは、芝ダート問わず、安田記念3着などもあり
父のキトゥンズジョイは、日本でも複勝率
芝20%
ダート28%
と、ダートでも走れているため、父系的にも母系的にも、ジャンダルムの産駒もダートを走ってくる可能性は高そう
ブリンカーの着脱も何度かあったように、気性的な面は注意
2025年に種付事故で死亡しており、産駒は3世代のみ
産駒の注目ポイント
・徐々に短距離に
・ダートもこなせる下地
・気性面は注意
カラヴァッジオ 父Scat Daddy 種付料250万円 128頭
すでに世界でも芝1400~1600mを中心にGⅠ馬を輩出。芝1800mGⅠ勝ち馬も
日本ではアグリが阪急杯勝ち
その父Scat Daddyの産駒は、日本ではミスターメロディがGⅠ勝ち
芝11勝、ダートでも13勝と、芝ダートともにこなしている系統
ただ、その全24勝のうち16勝が、2歳~3歳3月までの勝ち星
カラヴァッジオ自身は、芝1200mのGⅠで2勝
デビューから5連勝の早期完成型
3歳夏以降は、④⑥①③着で、1着もGⅡレース
最も着順が悪かった6着のモーリスドゲスト賞は、生涯で走った中では最長距離の芝1300m。最後に詰まっていたのもあるが、それがなくても4着くらいの走りであった
フェニックスS芝1200m 1着
一度脚をためてから、一気に加速する瞬発力型のレースぶりで圧勝
英チャンピオンズスプリントS(芝1200m) 3着
直線で内にモタれるような場面
当日は重馬場で、陣営も敗因として「グリップがきいていなかった」とコメント
パンパンの良馬場の方が良い可能性あり
産駒の注目ポイント
・早熟(2歳戦から買い)
・芝1200mがベスト
・パンパンの良馬場◎
グローリーヴェイズ 父ディープインパクト 種付料100万円 51頭
4代母にはメジロラモーヌの名が連なる”メジロ”血統
香港ヴァーズを2勝
2~3歳時を除けば、勝ち鞍4つは全て2400m以上で、長距離の適性が高かった
京都の下り坂でのロングスパートも得意としており、日経新春杯、京都大賞典で1着。天皇賞春もフィエールマンに次ぐ2着
産駒の注目ポイント
・2400m以上◎
・京都適性◎
